本当は魅力的な介護職
世間一般における介護職のイメージは、決していいものでは無いでしょう。しかし、実際に介護職に就いて働き始めてみると、すぐに魅力のある仕事なのだと理解できると思います。ネガティブなイメージを抱えたまま介護業界に入り、びっくりしたという介護士は意外と多いのです。
介護職は体力的に辛い、というイメージが多いと思います。しかし、50歳を超えた女性であっても、現場の最前線で活躍しているのです。若い人なら何も心配をする必要はありません。
中腰になる作業が多いので、腰回りのケアだけには気をつけておきましょう。サポート業務以外では、重いものを持つ機会もそう多くありません。周りが高齢者ばかりなので、仕事場にはゆったりとした時間が流れており、自分のペースで仕事を行うことができます。特に、介護の仕事が他の仕事と比べて辛過ぎるということはないのです。
世の中に沢山ある仕事の中には、人と接することのできないものもあります。もし人と接することが好きなのであれば、介護の現場は選択肢の一つになるでしょう。常に人と関わる仕事ですし、職場によっては笑顔も絶えないでしょう。
介護職の課題は、イメージだけで介護職を敬遠する若者が多い点です。学生のうちから、介護現場における誤解を解くためにも足を運んでもらい、世間のイメージとは違って魅力的な仕事なのだと理解してもらうのが最善でしょう。職業体験を気楽にできるようにするなど、業界全体でイメージ改善についての工夫が求められています。悪いイメージが払拭ができれば、人材不足も緩和されるはずです。
シフトの融通が効いたり、専門的な知識を身につけることができたり、介護は魅力のある仕事なのです。